話題の本 ガーデニング
3月になり、寒さも和らぎ始めました。そろそろ外に出て、四季の移り変わりを肌で感じてみませんか? きっと、小さな春をみつけることができると思います。
今回は、ガーデニングに関する本をご紹介します。野山に咲く草花も素敵ですが、庭やプランターなどでいろいろな花を咲かせてみるのも楽しいでしょう。
      2004.3.2 兵庫県立図書館調査相談課
TEL078-918-3377(直通)
書名 著者名 当館請求記号 出版者 刊年
ガーデニングの愉しみ 三井秀樹 X2/1419 中央公論社 1998
この本では、英国風の庭に憧れて庭づくりを始めた著者が失敗を繰り返しながら辿りついた、日本の気候、風土や自然観に合った庭づくりを紹介してあります。
園芸福祉のすすめ 日本園芸福祉普及協会 369/770 創森社 2002
“花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう” これが園芸福祉です。花や果物の栽培を通じて、人間の持つ自然治癒力を高めるなど、園芸活動から生まれる幅広い効果・効用が、いま注目されています。健康で、活力ある生活をおくるために、ぜひおすすめの一冊です。
こぼれ種 青木 玉 470.4/35 新潮社 2000
著者は、植物に詳しく草木にひとかたならぬ愛情を持っている人です。身辺の雑草を眺め、評判の高い樹木をたずねて、その姿かたちの美しさや人とのかかわりを語っています。たとえ、庭や土地がなくても植物をはぐくみ、愛でる気持ちをおこさせてくれます。
植物の不思議パワーを探る 松尾英輔,正山征洋 499.8/175 九州大学出版会 2002
心身の癒しや健康、健全な街造りに役立つ植物の不思議なパワーと魅力を、社会園芸、医学、心理学などの専門家がわかりやすく解説しています。
江戸のガーデニング 青木宏一郎 622.1/1 平凡社 1999
江戸の町では、身分の上下・貧富の差にかかわらず、幅広い層の人々が園芸を楽しんでいたようです。現代のガーデニングブームを上回るともいわれる江戸の園芸ブームは、どのようなものだったのでしょう。
庭の道具 田淵義雄 623/17 小学館 1993
庭好きな人々にとっては、魅力的なデザイン・実用性を備えた道具たちが満載で、庭作りへの夢が広がる一冊です。お気に入りの道具を使っての庭仕事は、一段と楽しいものになりそうですね。ちなみに、私のおすすめは “バット(こうもり)・マンション”。50匹用と100匹用があるとのこと。アメリカのいいつたえでは、庭にこうもりを呼べば500以上のいいことがあるらしいですよ?!
図説盆栽実技 全6冊 木原 進,群 境介 627.8/41 農山漁村文化協会 1994〜1995
日本盆栽作家協会監修で、松柏、葉物、花物、実物、草物に分け、樹勢の強弱や若木と完成樹の違いをふまえて、仕立て方のコツを図説している。全国の栽匠が切り拓いた技法を公開し、盆栽美の魅力を紹介した本である。
コンテナ園芸テクニック101条 上村 遥 627.8/57 農山漁村文化協会 2000
プランターやハンギングバスケットなどに植えられた草花が、一年中家庭の庭先を美しくにぎわすようになりました。この本には、コンテナ栽培に適した技術と資材がたくさん紹介されています。
アクアリウムで楽しむ水草図鑑 富沢直人,山崎浩二 627.8/58 ピーシーズ 2001
水草は、魚のフンから生じる窒素酸化物を吸収し、魚に必要な酸素を光合成によって放出します。光を浴びてすくすくと育つ水草、傍らで居眠りする金魚、水の流れる音。ぼんやり眺めていると時を忘れてしまいます。この本には、500種類を超える水草がカラーで紹介されており、育て方も載っています。部屋の中に 「小さな生態系」 をこしらえて、“ほっ” としてみませんか。
グリーンコーディネーターになるには 吉田幸夫 627.8/65 ぺりかん社 2003
人間の生活空間の中で、人と植物が調和共存できるよう演出するグリーンコーディネーター。癒し系職業に密着取材し、仕事ぶりを紹介しています。趣味を職業にしたいと考えている方は、参考にされてはいかがでしょうか。
世界のガーデンデザイン 小出兼久 629.2/88 トーソー 1992
数年前ドイツに行った時、どの家も窓辺に花を飾り、庭も木や花を植えていて、住んでいる人の心の豊かさを感じました。この本は、各国の家の庭作りの例が載っていて、見ているだけでも楽しいです。
水琴窟の話 竜居庭園研究所 629.6/16 建築資料研究社 1990
日本庭園の地中から、妙なる音がゆったり響いて来る。地下に造った空間に水を溜め、そこに落ちる水滴の音を空間の壁に反響させて楽しむ。いったい誰が考え出したしくみか。近年途絶えていた “水琴窟” を復活し、造り方に加えその上に組む手水鉢や周辺の風情も紹介する。
シェイクスピアの花 安部 薫 932/37 八坂書房 1979
シェイクスピアの作品には約150種類の植物がでてくるそうですが、当時はスミレ・デージーのような地味な色の小さな花がほとんどでした。著者は、シェイクスピアの戯曲や詩に現れる花を取り上げ、清楚に咲く姿を再現しています。
園芸家の一年 
カレル・チャペック <エッセイ選集> 4
989.5/10/4 恒文社 1997
著者は、エッセイ、劇作、童話などに多才な能力を持つチェコの人で、専門家クラスの園芸マニアでもある。この本は、植物好きの人の1月から12月までの園芸記録と心理が、鋭い観察眼のもとに皮肉とユーモアをまじえた表現で見事に描きだされている。兄ヨゼフのほのぼのとした挿画とあいまって、読むほどに笑いがこみあげてくる。