話題の本 秋の彩りを訪ねて
暑い夏も終わりを告げ、さわやかな秋が巡ってきます。さあ、秋を訪ねてみませんか? 山や野原の紅葉、道端に咲く秋の花、長くなった夜の読書など、ワクワク・ドキドキの秋がみなさんを待っていますよ。今回は、そんな秋探しのお伴におすすめの本をご紹介します。
     2003.9.2  兵庫県立図書館 調査相談課 
   TEL 078-918-3377(直通)
書          名 著 者 名 当館請求記号 出 版 者 刊年
塩一トンの読書 須賀敦子 019.9/35 河出書房新社 2003
 人生のいくつかの場面で途方に暮れて立ち尽した時、著者を支えてくれたのは好きな本と好きな作家たち。それらを軸に繰り広げられる極上のエッセイです。読書の秋にふさわしい一冊です。
インターネットの法律相談 牧野和夫 007.3/115 学陽書房 2003
 秋の夜長といえば、読書。でも、今はインターネットが盛んです。この本は、インターネット社会に発生するあらゆる問題を、関連する法律ごとに分類して、わかりやすく解説してあります。いろいろなトラブルやネットの対応策を示しています。 
街道を歩く西国三十三所 加藤淳子 186.9/55 創元社 2003
 四国・西国霊場の巡礼に旅立つにはおおげさすぎる。短時間で巡拝の雰囲気が味わえ、しかも、行楽の秋を楽しみたい。それをかなえてくれるのがこの本です。例えば、西国二十四番札所「紫雲山中山寺」については、阪急山本駅〜中山寺〜宝塚〜JR生瀬駅までの道程を詳しくガイドしてくれています。
関西花の寺二十五カ所   291.6/120 山と渓谷社 2003
 夏の暑さで疲れ気味になってしまった体を、静かな場所で癒しましょう。各寺院の説明や花ごよみが美しい写真と共に紹介されています。巻末には、寺院近くの温泉や宿泊施設の一覧があり、小旅行の計画を立てるのにも便利ですよ。
京都春夏秋冬 松本章男 291.62/137 光村推古書院 2003
 京都の四季折々の姿を、ちょっと知的に、多方面から眺めた一冊。これを読めば、京都についての“ウンチク”が、ぐっと深まります。
はりま歴史の山ハイキング 横山晴朗 291.643/K43 神戸新聞総合出版センター 2003
 さわやかな秋晴れのなか、ハイキングをしてみませんか? この本をもとに、歴史・伝説の舞台を楽しく歩いてみよう! 宮本武蔵が天狗から剣術を習ったという伝説のある「桶居山」ものっています。
校庭の生き物ウォッチング 浅間茂,中安均 375.42/121 全国農村教育協会 2003
 生き物と生き物の関わり、環境と生き物の関わりを通して、自然のしくみを解説している。例えば、私たちの身近にいる可愛いスズメが学校周辺の環境をどのように利用して暮しているのか、人との関わりの観点からも一度見直してみるのも楽しいヨ。一歩進んだ自然観察におすすめの一冊。
祭礼行事 兵庫県 高橋秀雄,久下隆史 386.2/121/28 おうふう 1997
 秋の彩りを飾るのは「祭り」です。このシリーズは、都道府県別に刊行されています。まず、“兵庫県”をご覧になって、「秋の祭り」を追っかけてください。
日本昔話百選 稲田浩二,稲田和子 388.1/397 三省堂 2003
 秋の夜長の読書に、また、子どもたちへの読み聞かせに、日本に昔から伝わる話をどうぞ。聞いたことのある話が、きっとありますよ。一話一話は短いので、好きな話から読んでいくなど、いろいろな楽しみ方ができます。
四季花ごよみ 秋   477/27/3 講談社 1989
 秋は、秋の七草をはじめ、初秋、仲秋、晩秋とそれぞれ特徴のある花に満ちています。加えて、葉も実も色づき、植物がもっとも華やぐ季節です。鮮明な生態写真を見ながら人とのかかわり、文学に登場する植物、園芸知識などをお楽しみください。
鳴く虫の博物誌 松浦一郎 486.4/5 文一総合出版 1989
 世界のなかで、日本人ほど鳴く虫に愛着を持つ国民はいないそうです。庭のすみや草むらから虫の音がもれてくると、秋の訪れを感じます。昔の「コオロギ」は、今の「キリギリス」で、今の「キリギリス」は、「コオロギ」であったという話から、この本は始まります。
駅弁の旅 石渡希和子 596.8/21 日本放送出版協会 1996
 車や飛行機で一気に到着する旅もいいけれど、電車を乗り継ぐ旅もたまには良いのでは? カラフルでていねいに描かれた駅弁のイラストは、写真よりも食欲・想像力を刺激します。デパートの駅弁フェアでお目見えするのもありますが、やはり、旅先で食べる味は格別なはず。秋の旅行先選びの参考にしてみてください。
花のくらし 秋   627/69/3 講談社 1996
 暑い夏が去り、朝夕も涼しく過ごしやすくなり、四季のなかでもっとも心が落ちつく季節、秋。そんな秋を彩る花々をガーデニング等を通して紹介した一冊。癒されます。
狂言総覧 安藤常次郎 773.9/4 能楽書林 1973
 薪能が開催される時に、狂言も上演されます。月明かりの中での演出を知ることで、いっそう幽玄の世界が広がります。
定本上田敏全集 第1巻 海潮音   918.68/151/1 教育出版センター 1978
 “秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し…” (「落葉」ベルレーヌ) “山のあなたの空遠く 「幸」住むと 人のいう…” (「山のあなた」ブッセ) 上田敏の名訳を片手に、グラスをかたむけませんか?