年の初めに読む1冊
2002.1.1  兵庫県立図書館 調査相談課
 あけましておめでとうございます。2002年の「話題の本」は、“新しい年は、この本でスタート!!”“決意も新た自己改革!!”“今年こそこの1冊があなたを変える!!”をキーワードに兵庫県立図書館の職員がみなさまにおすすめしたい1冊をあつめてみました。今年もみなさまのお役に立てるようにサービスの充実に努めますのでよろしくお願いします。 
書    名   著 者 名  請求記号  出版社  刊年
読書人読むべし 百目鬼 恭三 019 /88 新潮社 1984
 博覧強記の筆者があなたに今年の読書の指針を紹介します。
現在(いま)、子どもたちが求めているもの 斎藤 惇夫 019.5 /161 キッズメイト 2001
 映像文化や電子機器が発達した現在であるからこそ、今まで以上に子どもたちの豊かな想像力を育む意味で、この本は大きな示唆を与えてくれます。
絵本の力 河合 隼雄 019.5 /162 岩波書店 2001
 立場の違う3人が、絵本の魅力や威力について力強く語っています。就学前の子どもの保護者にお薦めします。
奇跡へのあゆみ 現代世界ノンフィクション全集 14 ヘレン・ケラー 080 /4 /14 筑摩書房 1968
 三重苦のヘレン・ケラーの自伝。認識の主体者であることが人間の原点であることにたちもどり、どんな状況でも生きることの喜びや生きている時間の貴重さをかみしめたい。
風水 ラム・カム・チュアン 148.5 /23 産調出版 1997
 風水を生活に取り入れている人が、高額宝くじ9回当選というのを聞いたことがあります。欲にかられてはいけないけれど、生活に気をとりいれては…。
プロジェクトX挑戦者たち NHKプルジェクトX制作斑 210.76 /152 日本放送出版協会 2000
 多くの挑戦者の生き方に感動する。自分の人生を考える指針になる1冊。
敗北を抱きしめて ジョン・ダワー 210.76 /157 岩波書店 2001
 改憲論争、戦争賠償問題など今日の日本にかかわる内外諸問題の根源は、敗戦日本に対する占領政策と、日本人の対応とにあったとする現代日本人論。
よみがえるシルクロード国家 アハメド・ラシッド 229.6 /10 講談社 1996
 今話題のアフガニスタン周辺のイスラムの国々について、パキスタン人の著者の視点から書かれた1冊で説得力があります。
安岡正篤の世界:先賢の風を慕う 神渡 良平 289.1/2426 同信社 1991
 今は亡き孤高の陽明学者。日本のトップ企業家や政治家を導いてきた彼の偉大な考え方が、現在の混迷した社会にこそ大切です。
新・北アルプス博物誌 大町山岳博物館 291.52 /57 信濃毎日新聞社 2001
 山の好きな人、これから山を楽しみたい人は、“白馬岳(シロウマ)”を“ハクバ”なんて呼ばないでください。遮二無二登るのも一法ですが、山のいろいろな楽しみ方のヒントにあふれています。
大阪周辺の山250 291.6 /110 山と渓谷社 2001
 気分も新たに登山をはじめて見ませんか? ビギナーの方におすすめ。
天皇制・入門 赤坂 憲雄 313.6 /41 JICC出版局 1990
 敬宮愛子内親王もご誕生になりました。ここで改めて歴史を振り返ってみましょう。
子どもがこっちを向くとっておきの聴き方 富田 富士也 376.1 /503 ハート出版 2001
 毎日が慌しく過ぎていく中で、子どものことばを聞き流していることはないでしょうか。子ども の気持ちの受け止め方の参考に!!
日本の昔話  定本柳田国男全集 第26巻 柳田 国男 380.8/1/26 筑摩書房 1964
 郷土が生んだ偉大な民俗学者柳田国男。誰もが知っている昔話の数々。新年に今一度読み返して見ませんか。
中高年の雪山入門 福島 正明 786.1 /200 東京新聞社 2001
 年の初めに純白の山はいかがですか?2002年は「国際山岳年」。基礎技術を習得し、自分のトレースをつけに、さあ出発!!
四千万歩の男 井上 ひさし 913.6 /3725 講談社 1990
 50歳を過ぎてから、日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた男のいきざま、男のロマンを記した1冊。
生きるヒント 五木 寛之 914.6 /1466 文化出版局 1995
 「自分の人生を愛するための12章」「いまの自分を信じるための12章」「傷ついた心を癒すための12章」が平明な文章で綴られており、文字どおり「生きるヒント」としておすすめ。
上り坂下り坂 青木 玉 914.6 /1538 講談社 2001
 今の人がすっかり忘れてしまった昭和初期の日本。人生の坂を縦糸に、人々のつつましい暮らしと、こまやかな人情を平淡な文章でよみがえらせる。
徒然草・枕草子  古典日本文学全集 11 塩田 良平 918 /8 /11 筑摩書房 1965
 歴史が変った2001年、激動の年であった2001年。2002年は穏やかな年であってほしいと願い、古典にかえりましょう。自然と情景が浮かび、心穏やかな日常が伺える1冊。
侏儒の言葉  芥川竜之介全集 第13巻 芥川 竜之介 918.68/397 /13 岩波書店 1996
 芥川の警句で、脳細胞の活性化を図ってはいかがでしょうか。
ハリー・ポッターで読む伝説のヨーロッパ魔術 冬木 亮子 933.7 /3 冬青社 2001
 映画をご覧になった方も多いはず…。次はぜひこの1冊をどうぞ!!
園芸家の一年 カレル・チャペック 989.5 /10 /4 恒文社 1997
 チェコの作家・ジャーナリスト、カレル・チャペックは「ロボット」という言葉を創った人として知られているが、1957年に出版されたこの本は、「園芸家」の普遍の心理を見事に描き、今読んでも古びない。1月から12月までじっくりと味わい、新年からの庭づくりに取り組もう。
古代への情熱 ハインリヒ・シュリーマン  X1/33 /420-1 岩波書店 1976
 いかなる環境にあっても、自己の目標と希望を見失わず、独力でトロイの遺跡を発見し、少年の日の夢を実現したシュリーマンの生涯を顕す名著。
ノーベル賞 矢野 暢 X2 /900 中央公論 1988
 2年連続日本からノーベル賞受賞者が出ている。ノーベル賞とはどういうものなのか。もう100年も続いているのに、寄付等は一切貰わずに運営されているのはなぜなのか。この本は、そんなノーベル賞の裏を解説した本です。この本を読んでノーベル賞をめざしませんか。
数学流生き方の再発見 秋山 仁 X2 /986 中央公論 1990
 「数学って難しいな」と思っている人は多いと思いますが、実際はそんなに難しくないという事を感じさせる1冊。この本を読んで今年こそ数学を好きになりましょう。